くるくる、クルクル、廻々―――
巡り巡る運命の輪。

幾重にも重なった運命の輪。


まこと、神の非情なことなりき。






・・・ 1 ・・・







目が覚めた時、俺は花鶏の自室のベッドに横になっていた。
立ちくらみそうになる身体を気力で抑えつけ、光に閉じそうになる目を半ば無理やり開けて窓の外を見る。
いつもの町並み。いつもの部屋。

いつもの日常。

ふと気になって、部屋を見渡す。
自分のベッドと対になるように置かれてあるベッド。
だが。


そこは綺麗に片付けられていて、使われた形跡が微塵もない。



突然、頭の中に聞き慣れた共鳴音がした。
後ろを振り向く。



「・・・・・・神埼士郎」


「お前は勝者だ。記憶を残しておいてやる」

「・・・どういうことだ」



「・・・・・・この世界にはもうライダーというものは存在していない。
お前達が戦っていた世界から清算された世界。
リセットではなく、進化した世界」

「進化・・・」

「ライダーとして知り合ったお前達は、今は他人だ」




神崎の体が粒子状に消えていく。

まるで入れたての炭酸水だ。



「・・・俺や優衣はもう死を受け入れて、この世にはいない。
そろそろタイムリミットのようだな」




完全に消えきる寸前、神崎が呟いた。










「・・・もうすぐ此処に・・・城戸真司がやってくる」













―――――どうするかは、お前の自由だ。









サアッという音と共に、神崎は消えた。








                     NEXT


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今更かもしれませんが、やっぱ此れはやっとかないといかんでしょう。
と、いうことで。
龍騎補完計画です。わかりやすいタイトルですねー。もうちょい脳ひねれよ。

前提として、蓮には記憶があります。その他の皆さんにはありません・・・多分(ぉぃ)
もしかしたら他にもいるかもですが、まぁそのへんは追々、ということで。

2が出来るのはいつになることやら・・・。いやはや。
上のNEXTにリンクがついてたら、「あ、出来たんだな」ということで。

2003/07/31



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